体を支えるもの

水中毒とは?

私たちの体には、多くの水分が含まれているということを知っていますか?
その水分量は、成人の人で身体の約60%が水分といわれています。
乳児に関しては、身体の約80%が水分だといわれています。
思ったよりも水分量は多いなと感じる人がほとんどではないでしょうか。

水は私たちの生活において必要不可欠で、生きていくためには必要なものです。
人間が1週間水分をとらなければ、死んでしまうといわれており、水分というのは、からだにとってとても大事だということが分かります。

水分というと、よく積極的にとりなさいと言われることのほうが多いですよね。
おそらくそれは、多くの人が水分不足だからだといえます。
特に夏場になると脱水症状の心配もあり、余計に水分補給http://www.seabiscuit.jp/009.htmlを気にする人が増えてきています。

水分をとるということは、その分身体に水が浸透し、血の流れがよくなったり、身体に不要なものを排出することもできます。
しかしなんでもそうですが、からだにいいものだからと言って、とりすぎるということはよくありません。
よく、水太りやむくみの原因に水分はあげられますが、それは必要以上の水分を摂取してしまうからです。
あまりにもその習慣が付いてしまうと、水中毒という病気になってしまいます。
あまり耳にしないかもしれませんが、気をつけなければいけない病気の一つです。

人が水分をとるときは、まずのどが渇いたという指令が脳にとどき、水をとろうとします。
しかし、一日に過剰な水分をとっている人は、常に水分が足りている状態になります。
すると、脳が水分が足りないという指令を出すことがなく、神経が麻痺してしまいます。

さらに過剰な水分を摂取るすることで、低ナトリウム血症を起こしてしまいます。
水中毒の場合は、嘔吐・頭痛・痙攣などを起こしてしまいます。
1日3リットル以上の水分をとりながら、排尿などをしない状態になるとおこりやすくなります。

また日常生活の中では、激しいスポーツの後や下痢などで脱水症状を起こしているときに、水中毒は起こりやすいです。
水分補給のためにスポーツドリンクを大量に飲むと、ナトリウム濃度が低いため水中毒になってしまいます。
特に乳幼児は、脱水の水分補給のときに水中毒になりやすいといわれています。
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